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2017-06-17

トリートメントのなかの臨在と不在、くつろぎと欲望


サイキックマッサージの学びから

サイキックマッサージのマ・サガプリヤは長くエサレンマッサージや多くのセラピーに関わってきたことから、彼女が生み出したサイキックマッサージには触れることや人と関わることについての豊かな学びがあふれています。

以前にサイキックマッサージのインテンシブグループに参加したときに〝臨在と不在〟ということを学びました。これは最近、関心を持っているマインドフルネスとも関わりがあって面白かったのでこのブログでもご紹介します。

臨在と不在

〝臨在と不在〟というとすこし分かりにくいのですが、簡単に言うと自分に気づいているか、または自分を見失っているかです。

別の表現をすると〝くつろぎと欲望〟です。何かをしようとしたとき、自分がくつろぎの状態にあるのか、それとも欲望の状態にあるのかでその中身は変わってきます。

たとえば誰かと話しているとき自分がくつろぎの状態にあるならば、自分らしさのまま相手とコミュニケーションできるでしょう。相手に理解してもらいたい、同意が欲しい、私を好きになってもらいたいという欲望の中にあるとき、自分らしさを失い、自らも欲望に巻き込まれてしまいます。

マッサージなどのトリートメントでは、くつろぎの状態にあるならば自分らしく自分のペースで自分のリソースを使って受け手と関わることができます。欲望の中にいると上手にトリートメントをしたい、間違いたくない、受け手に良く思われたい、受け手に満足してもらいたいという思いで受け手と関わることになります。

臨在とは自分に気づいてくつろいでいることです。不在とは欲望に巻き込まれ自分を見失っていることです。

 

インテンシブグループ

以前に参加したサイキックマッサージのインテンシブグループでは臨在と不在のそれぞれの立場(受け手とセラピスト)で人と関わったらどんな感じなのかというワークを行いました。そしてその後に参加の皆さんでそれぞれの立場で感じたことをシェアしました。

くつろぎのスペース(臨在)で受け手と関わったときの印象

  • リラックスして満たされました。
  • 受け手に受け入れられていると感じました。
  • とても平和でした。
  • 特に話しをしていなくても、いっしょにいるだけで安心しました。
  • 変な期待がなくて良かったです。
  • 自分のペースで楽な感じでした。

欲望のスペース(不在)で受け手と関わったときの印象

  • 受け手にどんなふうに思われているのか、評価されているのか気になりました。
  • 自分の役割、役目をどんなふうに果たしたら良いのか考えていました。
  • 上手くいったときはいいけど、良い結果が出ないと消耗します。
  • どんな関わり方、どんな作戦で関わったらよいのかと考えました。
  • 受け手との上下関係を感じました。
  • 受け手に合わせ、受け手のペースで進みました。

 

受け手とセラピストの関係は、くつろぐこと、自分らしくあることで両者の雰囲気、エネルギーがずいぶんと変わることに気づきました。サイキックマッサージではくつろぎのスペースから、受け手と関わり、そこからセッションが生まれ、セッションのあり方も決まってきます。インテンシブグループでは、サイキックマッサージの主なパートをていねいに学びます。

この臨在と不在のことはサイキックマッサージだけでなく、いろいろなトリートメントや普段の生活にも当てはまることだと思いました。今の自分に気づくこと、リラックス、呼吸を感じること、自分らしくあることを大切にしたいと思います。

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