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2017-01-29

セラピストは自分の体に感謝すること


 

体にあるリソース

体にあるリソース

自分のリソースに気づくという言い方がありますが、サイキックマッサージに携わるようになってから、自分のリソースに気づく体験がしばしばありました。

 

たとえばぼくの場合、子どものころにひとりで棒(子ども的には剣です)を持って田舎道を探検(散歩です)に出かけたことがあります。そのときは楽しくて童話の世界の王様のようでした。そのことはずいぶん長い間忘れていたのですが、あるセッションでそれを思い出しました。思い出した瞬間に体の内側から温かく幸せな感覚が広がったことを覚えています。

 

リソースって資源とか資産という意味ですが、サイキックマッサージのなかでは自分の幸せな体験、安心の拠り処、生命エネルギーというような意味でしょう。

 

サイキックマッサージだからといって、どこかの全くちがう場所から何かを持ってくるという訳ではなく、受け手の体、魂、存在につながる領域から何か(たぶん気づき、感覚、エネルギーかな)を受け取り、そこからマッサージに入ってきます。

 

だからこそ、そのタッチ、セッションのなかには受け手にとってリソースとなるものがあるのでしょう。

 

サイキックマッサージのガイド瞑想

以前のサイキックマッサージ・インテンシブグループではこんな体験がありました。このグループはガイド瞑想から始まります。トレーナーのまてぃのリードで始まった〝自分の体に触れる体験〟はとても印象的でした。

 

リードでは〝自分にとって心地良いと思ったところに触れる〟でしたが、ぼくはそこだけでなく、体のいたるところに触れました。胸、おなか、首、顎、顔、腕、手、背中、脇腹、足、おしり、腿、膝などです。

 

どこも心地良く、いとおしく、ある部分ではずいぶん長い間、放っておいたような懐かしい感じがしました。その感覚は温かさ、冷たさ、柔らかさ、固さ…などさまざまでしたが、どこも本当に心地良く、自分にとっての大切な体だと思いました。

 

ガイド瞑想がおわり、みんなでそれぞれの体験をシェアしたときに、まてぃからコメントがありました。

 

「自分の体に感謝すること、愛すること、ハグすることが大切です。セラピストが自分自身の体を信頼し、体に根づくとその体験はクライアントにも広がります。だからセラピストは自分の体に触れると良いです。足がある、手がある、胸がある、おなかがある…と普段の生活に自分の体を慈しむ時間をもつことが大切です。ただ触れること、シャワーやお風呂のときにクリームやオイルを使ってもよいです。その体験はセッションの質を変えます。セラピストが自分の体とつながり、体とともにあるとクライアントにもそれが起こります。」

 

なるほどです。 当たり前のことだけど、素晴らしいことです。以前にシュタイナー教育で〝体には育ってきた幸せな体験がたくさんつまっている〟という話を聞いたことがありましたが、同じことだと思います。

 

過去の体験には辛いこともありますが、幸せな体験もあるはずです。その記憶を持っている体に触れて気づくことは自分のリソースに気づくことです。

 

だからこそ、セラピストは自分の体に触れて感謝すること、リソースに気づくことが大切なのでしょう。体を大切にした体験は、セラピストの意識を変え、タッチを変えてセッションの質も変えることと思います。

 

画像はいつもお世話になっているふじのアートヴィレッジのフェアトレードのショップ、藤野ライトハウスさんです。

 


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