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2017-05-25

骨にのる


トレガーアプローチの学び2

トレガーアプローチの学び2

石を重ねる

前回はイタリアからやってきたトレガーアプローチのインストラクター、ルカのイントロクラスで体験したことをシェアしました。今回はその続きです。前回のレポート〝質問すること、待つこと〟はこちらです。

トレガーアプローチでは体と重力の、程良い関係に注目しています。重力と調和したとき、体は何の努力もなくこの地上に立つことができます。

その状態のことをルカは〝骨にのる〟という表現をしました。この言葉を聞いたときに、以前にFacebookでシェアされていた動画を思い出しました。それは誰かが河原で石を積んでいる様子です。彼は大小さまざまな形の自然石を積んでいました。

それは正にバランスそのものであり、真横から見ると、重なった石を垂直に貫く1本の重力線を見ることができます。

石は重力線上に置かれたとき、シンプルにつながり、安定した状態であり、人で例えるならば努力なしにただ立った状態と言えます。

 

探索する

ルカはこの重なった状態を〝骨にのる〟と表現したのでしょう。骨格は固い質ゆえに大地とつながる(大地にのる)ことができます。立っているときは足の骨、座っているときは坐骨を通して大地とつながります。

ところで人間は動きます。静止しているように見えても内部は動いています(心臓や肺など)。また完全な静止は人間にとってストレスです。そのため人間にとっての重力との調和は、常に動きとともにあります。

トレガーアプローチの学びのキーワードに〝探索する〟があります。このキーワードをそのまま使うならば〝人間は動きの中で重力との調和を探索する〟と表現することができます。

例えば、体を左右にシフトさせたとき、静かに重力の軸は移動します。体の206個の骨を重ね、筋肉などの軟部組織とのバランスをとり、体がより重力と調和し、努力なしで立つことができたとき、その場所、その瞬間は〝骨にのった〟状態でしょう。

この重力と調和することを、トレガーアプローチでは簡単に実現します。それは一言「骨にのるって、どんな感じなのだろう?」と質問することです。前回にシェアした〝質問すること、待つこと〟を行うのです、

「骨にのるって、どんな感じなのだろう?」って体に質問しながら動いてみましょう。
*Facrbookでシェアされた動画はYoutubeで stone balance で検索するといろいろでてきました。

 

 


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